2025年の有効求人倍率から見る北海道のホテル客室清掃における人手不足の現状

北海道の有効求人倍率から読み解く、ホテル客室清掃の人手不足と現場の実情
目次

全国的・全体的に見た2025年の有効求人倍率の動向

2025年の全国の有効求人倍率は、1.2倍前後で推移しています。
大きな回復や急落は見られず、求人が求職を上回る状態が続いています。

2025年9月時点の全国の有効求人倍率は1.20倍でした。
前月からは横ばいとなっており、新規求人倍率も2.14倍と高い水準を維持しています 。

このことから、求人環境は引き続き厳しく、人材確保が容易になったとは言えない状況が続いていることが分かります。

全国の有効求人倍率の推移

直近3か月の全国の有効求人倍率は次のとおりです。
新しい月のデータを左側に配置しています。

全国の有効求人倍率

9月8月7月
有効求人倍率1.20倍1.20倍1.21倍
新規求人倍率2.14倍2.15倍2.16倍

全国的に見ると、数値は高止まりしており、労働市場の引き締まりが続いています 。

北海道の有効求人倍率の状況

北海道の有効求人倍率は、2025年9月時点で1.02倍となっています。
前月から0.03ポイント低下しており、全国平均と比べると低い水準です 。

北海道の有効求人倍率

9月8月7月
有効求人倍率1.02倍1.05倍1.06倍

数値上は1倍をわずかに上回っていますが、実際には人材確保が簡単な状況とは言えません。

ホテル客室清掃の現場で見られる傾向

産業別の新規求人を見ると、宿泊業・飲食サービス業では前年同月比で求人が減少しています。
2025年9月も、宿泊業・飲食サービス業の新規求人は前年同月比で減少しました 。

一方で、観光需要が一定水準を保っている地域も多く、客室清掃に必要な人手が大きく減っているわけではありません。

そのため現場では、

・求人を出しても応募が集まりにくい
・繁忙期の人員確保が難しい
・既存スタッフへの負担が増えやすい

といった課題が起こりやすくなります。

よくある質問

有効求人倍率が高いと、なぜ人手不足になるのですか?
有効求人倍率が高い状態は、求職者より求人が多いことを意味します。
そのため、必要な人数を確保しようとしても、人材の取り合いが起こりやすくなります。

北海道は全国より数値が低いのに、人手不足なのですか?
北海道全体の数値は全国平均より低めですが、観光地や宿泊施設が集中する地域では、人材不足を感じやすい傾向があります。
地域差や業種差が大きい点が特徴です。

有効求人倍率はホテル清掃の状況も反映していますか?
有効求人倍率は全産業を対象とした指標です。
ホテル客室清掃単体の状況を示すものではありませんが、宿泊業全体の動向を把握する参考になります。

清掃体制を安定させるために

有効求人倍率の推移を見ると、ホテル客室清掃を自社採用のみで安定的に回すことが難しくなりやすい環境が続いていることが分かります。

清掃品質と稼働率を維持するためには、人材確保の手段を分散し、外部サービスを活用することも一つの方法です。

株式会社ノースウエーブ・ジョブでは、北海道エリアを中心にホテル客室清掃サービスを提供しています。
清掃体制や人手不足についてお悩みの際は、お気軽にお問い合わせください。

※本記事は、厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年9月分)」をもとに作成しています
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64923.html

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