「仕事辞めたいな……。」
忙しすぎたり、希望の日に休みが取れなかったり、思うように昇給しなかったり、同僚に嫌味を言うようなちょっと意地悪な人がいたりするとフッとよぎるこのワード。
瞬間的に「辞めちゃおうかな」と思ったり、軽い気持ちで「もう辞めたい」と仲の良い人に言ってしまうことはありがちです。そのような軽い小さい「辞めたい気持ち」は、同僚や友人に愚痴を聞いてもらったり、休日に趣味に没頭するなど、リフレッシュすることで軽減できることが多いですよね。
ですが、軽いストレスも蓄積されることで大きなストレスに感じるようになってしまったり、小さなトゲのような嫌味も何度も受けていると「このままではメンタルを病んでしまうかもしれない」と思うようなダメージになるかもしれません。また、自身とは関係ない理由で昇給しないなどの出来事が続くと「辞めたい」気持ちに拍車がかかり、辞めたい気持ちが大きくなることもありますね。
皆さんも実感している通り、仕事は人生の中で大きなウェートを占める存在であり、退職は人生のステージにおいて重大な決断の一つとなります。転職によって生活水準が良くなると保証されているならいいですが、給与が下がったり、余計に休みにくくなったりする可能性もあります。ですので転職は人間関係、金銭面、やりがい、身体面など、相対的なバランスをどう取るか、重い言い方になりますが、転職はこれからどう生きていくかに直結します。総合的に判断して辞めるほうが続けるよりもメリットが大きいと感じたらやめるタイミングといえるでしょう。
そして勘案した結果として退職を決意したのなら、その気持ちを貫きたいですよね。
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あまり良い環境ではない職場の場合、退職を考えているのがあなただけとは限りません。退職の気配を出したために、それを察知した同僚が「先に辞めてしまう」という先回りされる事態になってしまうことがあります。これでは退職のチャンス、退職のタイミングを逃すことになってしまいますよね。そうならないためにも、退職を考えていることを悟られないようにすることが大切です。最近挨拶をしなくなった、勝手に仕事を進めることが増えた、協調性が無くなって来た、急に休むことが増えた、上司に聞こえるように仕事の愚痴を言うことがある……など、「辞めたいオーラ」がにじみ出るような分かりやすい行動はしない方が賢明です。新しい職場を見つけて、退職を伝えるまではしっかり働きましょう。
次のコラムでは上手な退職の仕方、円満退社するコツをお伝えします。
