【面接のコツ⑤】志望動機のまとめ方・書き方のポイント | ノースウエーブ・ジョブ

【面接のコツ⑤】志望動機のまとめ方・書き方のポイント

面接の際に、なぜここで働きたいと思ったのか、どのような経緯で応募したのかを聞くために「志望動機を教えてください」「弊社で働きたいと思った理由を教えてください」といった形式で尋ねられることがあります。数ある会社の中から「今、面接を受けている理由」を説明する時間です。ここでは焦らず落ち着いて丁寧に話しましょう。

応募時の内容を忘れずに

志望動機については、すでに応募の段階で履歴書やエントリーシートに書いて提出してあると思います。しかし、そこで安心していると思わぬ落とし穴があります。それは「提出した内容と面接での発言が同じか」ということです。
転職活動を始めた初期は「A社に対してこんな魅力を感じて応募した」と鮮明に記憶に残っていても、並行して何社か受けていたり、転職活動に慣れてきた頃には、A社とB社の志望動機が頭の中で混ざってしまうことがあるので特に注意しましょう。
また、書類提出時には気づかなかった企業の魅力を新たに発見した場合、「書類提出後に御社のWebサイトを見て気づいたのですが」など、企業研究を続けていたことや、新たな気付きを話すチャンスにもなりますので、そのような内容がある場合は頭の中で整理しておくといいでしょう。

志望動機の内容

それでは、志望動機にはどのような内容を書くべき、面接で話すべきでしょうか?簡潔に伝えるには次のようなものが望ましいといえます。

  • 業務内容のどこに魅力を感じたか
  • 自分はこの会社・職種で何が出来ると思ったか
  • 入社後、具体的にどう貢献したいと考えているか

この3点を入れた志望動機を作成してみましょう。 具体的な事例やプランを組み込んであれば文句なしですが、あまり長くても読む方にも労力がかかりますので、端的に書くといいでしょう。

志望動機が思いつかない

「志望動機が無い」と悩む方も多いのですが、例えば「徒歩圏内の職場で短時間パート勤務してお金を稼ぎたい」、「扶養の範囲内でのパート勤務を希望している」、「子どもが小さい、家族の介護が必要などので近場で短時間で働きたい」も立派な志望動機ですので、素直にその旨を伝えてもいいでしょう。
例えば、徒歩圏内の場合は下記のような書き方もできます。
【自宅から近く徒歩で通勤できる距離ということに魅力を感じ応募致しました。天候や交通機関の乱れなどにも影響されず出社できる距離であることをメリットに感じています。通勤で疲れない分、集中して業務に励みたいと思います。】
このように自分の働きたい理由を企業のメリットに置き換えることを意識して志望動機を考えましょう。
文章には企業研究で見つけた企業の魅力を付け加えるとなお良いでしょう。例えばこんな表現があります。
【地域の一員として貢献されている御社で働くことで、自分も地域に貢献できると考え応募いたしました。】
業務内容はもとより、企業姿勢や理念などを理解している一文を添えることもできます。

自分の実績や経験、得意なことなども志望動機に入れることができるので、自己分析をしっかりと行うことも志望動機を考える方法のひとつになるでしょう。
面接で自己PRするための自己分析方法

志望動機を聞かれる理由

どの程度同じ目線で仕事に取り組める人材かを採用担当は知りたいと思っています。志望動機の確認は労使共にお互いの目標や意識が一致しているかを確認する事でもあります。Webサイトなどで企業の方針を見て理解し、その上でしっかり働く意思があるということが伝わると良いですね。

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